2024年の「暑すぎず寒すぎず」の日は101日

スポーツ・体育

 昨年9月に開催された幼少児健康教育学会第43回大会【秋季:堺大会】で、昨年の6月から9月までの期間に、熱中週の危険がなく雨も降らなかった日は3日しかなかったことを報告しました。

 週に一度の幼稚園の体育の時間は、雨が降っていなければ近く(約700m)の公園で運動遊びをするのですが、近年は日陰から出ることができず、給水の時間が大半を占めています。
 そこで、気象庁が発表している時別最高気温と時別降水量を元に検証したところ、夏期の4か月間で、午前午後を通して降水がなく、日中に「警戒」を超えなかった日はたったの3日だけでした。

 昨年末に、“来年度のスケジュールを考え直した方がいいな。。。🤔”と思い、1月から12月の暑さ+寒さ+降水を視覚的に示したヒートマップを作りました。今回は暑さだけではなく寒さも考慮しました。年度で見たかったので4月から始まっていますが、全て2024年です。

可視化の基準は以下表1の通りです。

 青の罫線で囲まれたセルは降雨があった時間帯です。
 日付が小さくて見にくいですが、青・オレンジ・赤は、土・日・祝日です。

 ヒートマップからは、5月中旬から10月初旬までの期間に屋外で息を切らして走り回ることが難しそうだということがわかります。
 逆に、12月中旬から3月下旬までは気温が低く、運動量が少ない活動では寒さに耐えられないかもしれません。
 2月3月については寒いだけではなく、降水がある日が多いことがわかります。

 ひと昔前とは気象条件が明らかに違います。
 ヒートマップを見ると、4月と11月が外でのゆったりした活動に適していると言えそうです。

 遠足や運動会など、屋外での活動をする時期の検討が必要です。

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