生きるチカラ

スポーツ・体育

「運動嫌い」からの運動習慣:行動心理の活用

運動習慣が形成されていない子どもや、「体育嫌い」「運動嫌い」だった人が、スポーツをはじめとする身体活動に親しみ、運動習慣を身につけるためにはどうしたらよいのでしょうか。①楽しく体を動かす 体育の授業中に「5分間走り続けましょう」と言われたら...
スポーツ・体育

幼児期の遊びは非認知能力、”生涯健康”の礎となります。

大人と子どもの大きな違いの一つに「意味もなく走る」という行動があります。 幼児は遊ぶときに、行動の先にある結果を意識することなくその瞬間を楽しんでいるため、その瞬間に体を動かしているのであれば、「体を動かすこと」と「楽しさ」がリンクし、その...
スポーツ・体育

「運動は疲れるから嫌い」

体育嫌いについては、指導環境や指導方法を工夫するなど、他者の働きかけにより改善できることが少なくありません。また、仮に好きになれなかったとしても、体育をやらされるのは授業を受ける必要のある年齢までです。それ以降は好きな運動を楽しみながらやれ...
所長ブログ

情報量を増やしたら偏食を改善できる?

ここ数年、子どもの偏食の理由が「嫌い」とか「苦い」、「まずい」から、「食べたことがないから食べない」に変わっているように感じます。 その一方で、コンビニや自動販売機で売られている「新発売」には抵抗がないように見えます。この差は情報量でしょう...
レクリエーション

遊び場を追われている子ども達 ~「分遊」のススメ~

最近、近所で南西アジア系と思しき子どもたちの遊ぶ場所が問題として取り上げられています。おそらくきょうだいではないかと思われる3~4人の子どもが夕闇の中で遊んでいるのを、私も何度となく見かけています。補助輪付きの自転車に乗った男児、キックスケ...
所長ブログ

「ピンセット」というハザード

一般的に「リスク」というのは、“被害の影響の大きさ”や“被害が発生する可能性(確率)の組合わせ”です。つまり、「これやったら絶対に大けがするじゃん」や、「これ、下手するとケガするな」と考える余地があるのがリスクです。この場合、前者は高いリス...
生きるチカラ

「敏感期」にイキイキと生きるための芽を育てましょう。

モンテッソーリ教育における「敏感期」とは、子どもの成長過程において特定のスキルや知識を習得するために特に受け入れやすい時期を指します。敏感期には、興味が高まり、集中力が増し、特定の活動に取り組む強い意欲があるという特徴があります。敏感期は子...
生きるチカラ

「臨界期」

「臨界期(りんかいき)」は、子どもの発達段階において、特定の経験や刺激が最も効果的に脳の発達を促進する期間を指します。その期間は脳が特定のスキルや能力を獲得するために最も受容的であり、その後の成長や学習に大きな影響を与えると考えられています...
生きるチカラ

小1プロブレム

小学校に入学したばかりの小学校1年生が集団行動が取れない、授業中に座っていられない、話を聞かないなどの状態が数ヶ月継続する状態が「小1プロブレム」とされています(東京都教育委員会,2018)。・集団行動がとれない 保育園や幼稚園では自分の好...
所長ブログ

「公園廃止」に思うこと

遊びは子どもの心身の発達にとって欠かすことのできない活動です。子ども達のイキイキと生きるために必要なチカラを育てるには遊ぶ場所が必要です。2世代前の子ども達は、家の近所に遊ぶところがたくさんありました。近所なので、親が忙しくても子ども同士が約束して集まることができました。大人がいないので、子ども達だけで考えてあそび、子ども達だけで問題を解決していました。