“フツー”の裏側

  所長ブログ

今朝、挨拶を始めた6時過ぎは、雨が10分おきくらいに降ったりやんだりしていたので、自転車で来る人が少なくありませんでした。
その全ての人が駐輪場に自転車をとめて駅舎に入っていきます。そして、その後、全ての自転車が強風に煽られて倒れました。200台~300台程もあろうかと思われる自転車が、駐輪場全体にドミノ倒しになっていました。

社家駅には自転車を整理するシルバースタッフの男性が2人いて、いつも隙間を詰めて整然と並べてくれていますが、今日はお手上げ状態のようでした。

その状況をスマホで撮影している高校生がいましたが、私は軽い気持ちでwebにアップする気にはなれなかったので撮りませんでした。

帰宅して、海老名駅や市内全域で様々な活動をして、18時に再び社家駅に戻ると、いつも通り、整然と自転車が並んでいました。何事もなかったかのようにです。
全て倒れていた状況を撮っておかなかったことを後悔しました。

仕事や学校から戻った人々も、何事もなかったかのように、朝自分が置いた場所に置いたままの状態で立っている自転車に乗って帰ります。

スタッフの方々は、それが仕事なのかもしれません。お礼を言われれば嬉しいに違いありませんが、それを望んでいるわけではないと思います。

しかし、その事実をしったらお礼を言いたい人がいるはずです。言わなければ気が済まない人がいるはずです。

是非、知って欲しいと思います。

普段、当たり前のように”フツー”に過ごしている生活は、実際にはこのようなことなのかもしれません。

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