遊びのルールは子どもと一緒に考えましょう。( 模擬保育:学生間評価へのコメント)

内容:ボールを使ったリレー
参加者コメント:スタートとゴールの位置を明確にしておなかいとズルをする子どもが出たり、勝敗に差が出てしまうと思った。

返信コメント
 競走などをする際には、「ここがスタートで、向こうの線がゴールね」といった具合に確認をしてから始めるのが一般的かと思いますが、保育者になる人たちの幼少期の遊び経験が乏しくなっているので、最初から必要十分なルールを提示することが難しい時代なのではないかとも思います。
 用意された環境で遊んだことがあっても、自分たちで遊びの環境を整えたことがないと、実際に活動を進めてみて初めて足りないことに気づくことになります。
 子どもたちは、それでも楽しそうに遊んでいることが多いのですが、5~6歳児だと不満を訴える子どももいます。
 私も自分で考案した遊びを初めてやってみる時に、そのような状況になることがあります。そんな時には「どうしたらいいかな?」と考える時間を作り、必要に応じて「こうしたらどうかな?」と提案するなど、子どもと一緒に遊びを作り上げるようにしています。
 ズルに関しては、不満の声が上がるまでしばらく放置してズル合戦になるのも良いと思います。年長者がわかっていてするズルと違い、それは子どもにとって“工夫”であり、“気づき”であり“発見”です。ルールを改善する際には、最初にその方法に気づいた子どもを褒めてあげましょう😊

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